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ビートたけし“公認” 東国原新都知事で風俗大盛況(2)

 そんな中でも、特に政界の注目を集めている2人の人物がいる。
 一人は自民党と民主党の両政党から擁立の動きが出ている前述の舛添氏。過去に自民党を除名になった経緯はあるものの、その自民党が実施した調査ではトップの支持を集めており、舛添氏が党に頭を下げて和解することができれば、知名度、組織力、資金力で一気に本命に躍り出る。
 そしてもう一人、今回の都知事選のキーマンになると見られているのが前衆議院議員の東国原英夫氏だ。

 東国原氏といえば、抜群の知名度と話術を武器に政治家としてのキャリアを積んできた。
 一昨年末の衆院選で日本維新の会から出馬して国会議員となっていたが、宮崎県知事として名前を売ったように、もともとは地方政治への取り組みをアピールしてきた政治家だ。
 実際、'11年の都知事選に立候補して石原慎太郎氏に敗れたものの、選挙では石原氏に次ぐ169万票を集めている。その意味でも、今回の都知事選は東国原氏にとってはまさに千載一遇のチャンスだ。

 そして今回、東国原氏は'13年11月に猪瀬スキャンダルが発覚した直後に維新の会を離党。さらに議員辞職した2日後には猪瀬氏も辞職発表した。
 すでにこの時点で「東は猪瀬の失脚を見越して来る都知事選へ出馬するために辞職した。維新の橋下徹代表とも話はついている」と指摘されていたように、現時点ではまさに東国原氏の思惑通りにコトが進んでいるようである。

 もちろん、議員辞職した12月の段階で東国原氏自身は「現時点では計画も予定もない。心境は変わっていない」「あまりにタイミングが良すぎる。何かがあるんじゃないかと勘ぐられる。何もない。私にしてみれば(猪瀬氏の辞職は)迷惑だ」と、報道陣を煙に巻いていたのだが、水面下では出馬に向けて着々と準備を進めているという。
 「大晦日にアップしたブログでは、わずか1年で国会議員を辞めてしまった批判に対する答えとして《「何がしたいのか」という問いには、「地域・地方のために、この国の形を変えたい」》と、改めて都知事選への出馬をうかがわせるような文章を書いています。これを見ても出馬する気は満々のようで、もともと早稲田大学政治経済学部に入学して政治家を目指し始めた当初から「地方政治を学び、それを実践すること」を公言してきましたし、改めて初心に戻るアピールは現在でも有効でしょう。毀誉褒貶はあるけど宮崎県知事時代に残した実績もそれなりに評価は高いですしね」(前出・政治部記者)

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