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『中学聖日記』、登場人物全員ストーカー化? ネットでは「誰が一番ヤバイか」論争に

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有村架純

 火曜ドラマ『中学聖日記』(TBS系)の第10話が11日に放送され、平均視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。自己最高を記録した第9話の7.8%から0.5ポイントのダウンとなってしまった。

 前話のラストで聖(有村架純)と晶(岡田健史)はようやく思いを通じ合わせたが、第10話では島から帰ってくるなり、2人はそれぞれの親によって引き離されてしまう。日常に戻った2人だったが、聖は小学校を辞め、教職から離れることを決心し、晶は大学進学を決意。親たちにも時間をかけて2人の交際を認めてもらえるよう説得をしていたが、そんな中、電話をかけてきた晶が聖に別れを告げる――という展開だった。

 もともと2人は中学生教師と生徒の間柄だった。禁断の純愛と葛藤が描かれ、徐々に視聴率を上げ続けてきた本作だが、第10話で視聴者の注目を集めたのは登場人物たちのストーカーぶりだった。ドラマを通して晶は聖を追いかけ回していた。視聴者からも「ストーカー行為が過ぎる」「晶はもはやストーカー」と言われていたのだが、今話では逆に聖が晶を追いかけ回した。聖は、志望校の文化祭を訪れていた晶を広いキャンパスから探し出す展開に。一方、そのシーンの直前には、聖の元婚約者・勝太郎(町田啓太)の元恋人・律(吉田羊)が晶の実家にハローワークの職員を装い訪ねていた。

 このほかにも勝太郎が聖の実家前で聖を待ち伏せしたり、晶を待ち伏せて一方的に突っかかった。また、外出中の晶を母の愛子(夏川結衣)がなぜか探し出し、迎えに来る場面も。これには視聴者からも、「聖ちゃんの周りストーカーだらけと思ったら、まさかの聖ちゃんもストーカーだった」「もはやストーカー同士の戦いの物語になってる」「聖もさんざんストーカーされたからストーカーになっちゃったのかな」といった声が寄せられていた。

 また、聖に対し強引に復縁を迫る勝太郎や、聖に対し「未成年誘拐」と釘を刺した愛子を中心にキャストの暴走が目立った今話。ネットからは、「みんなヤバイけど誰が一番ヤバイのかもはや分からなくなってきた」「最初はストーカー晶がやばかったけどここにきて勝太郎のやばさが増してる」といった声も見受けられた。

 変わらず実況人気は高い本作だが、果たして最終回もツッコミどころを多く用意してくれるのだろうか――。次週に期待が集まる。

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