幸福の科学学園側が主張する「不正」とは、「審理手続きのルール破り」「大学設置前室長らの内諾を人事異動でホゴにした」「幸福実現党への脅迫」の3点。学園によると、認可申請の審査手続きの対象は申請書類のみと定められているのに、インターネットの記載などを参考にしたとしか考えられない「霊言」という、書類には記載のない固有名詞を持ち出して不認可としたのは、ルール違反だと主張。また、認可の内諾を得ていた文科省の大学設置室長を人事異動させた経緯には、大臣の意向が働いたとしている。また、大臣から大学許認可と出版本の差し止めをバーター取引にするかのような電話があったとし、「言論・出版自由」を侵害する行為だと断罪している。
同学園は12月9日までの弁明を求めているが、あす2日公示の衆議院議員選挙でウヤムヤになってしまうのか? それとも…。まだまだ尾を引きそうな問題になりそうだ。