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【週刊テレビ時評】NHK「八重の桜」、日テレ「世界の果てまでイッテQ!」がテレ朝「痛快!ビッグダディ」に完敗!

 まさに、プロの俳優、タレントが素人の一般人に視聴率で完敗を喫するという皮肉な結果になってしまった。

 日曜日のゴールデン帯の視聴率戦争を制したのは、“時の人”ともいえる大家族の父・ビッグダディの「痛快!ビッグダディ19」(テレビ朝日系列/4月21日日曜日午後6時56分〜11時10分)だった。獲った視聴率(以下、数字はすべて関東地区)は驚異の19.3%(第2部)で、20%の大台まで、あと一歩だった。

 同番組は常時15%前後の高視聴率をキープしていたが、これまでの最高は昨年4月7日放送のシリーズ第14弾の16.1%で、それより3.2ポイントも上昇した。テレ朝とビッグダディとの契約は3月で切れたといわれており、今後の動向が気になるところ。

 同番組と重なった日本テレビ系列の人気番組「世界の果てまでイッテQ!」(午後7時58分〜8時54分)は13.5%にとどまり、前週の17.1%から3.5ポイントの大幅ダウン。裏に強力な番組があっても、大きく視聴率が下がることはなかった「イッテQ!」だが、今回はビッグダディに完敗した格好。

 また、低迷が続くNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/午後8時〜8時45分)第16話は13.8%で、前週の14.2%から0.4ポイントのダウン。わずか0.3ポイントながら、ライバル番組の「イッテQ!」を上回ったのが唯一の救いだが、これで、7週連続の15%割れとなった。

 新ドラマでは福山雅治が主演するフジテレビ系列の月9枠「ガリレオ」(月曜日午後9時〜)の第2シリーズが好スタートを切った。福山は10年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」以来のドラマ出演となったが、初回30分拡大スペシャル(15日)は22.6%と大台超え。これは、「八重の桜」初回(1月6日)の21.4%を上回り、今年放送されたドラマのなかでトップとなった。

 07年10月期に月9枠で放送された第1シリーズは、全10話平均で21.9%という高い数字を弾き出しているだけに、今後の推移が注目される。

 伊藤英明と坂口憲二のW主演となったテレビ朝日系列「ダブルス」(木曜日午後9時〜)の初回15分拡大スペシャル(18日)は15.8%、同局の「遺留捜査」(上川隆也主演/水曜日午後9時〜)初回(17日)は14.6%で、ともに上々のスタート。

 米倉涼子主演の日本テレビ系列「35歳の高校生」(土曜日午後9時〜)第2話(20日)は12.9%で、前週より1.8ポイントのダウン。TBS系列「空飛ぶ広報室」(新垣結衣主演/日曜日午後9時〜)第2話(21日)は13.5%で、前週より0.5ポイント下落した。

 逆に篠原涼子主演のフジテレビ系列「ラスト・シンデレラ」(木曜日午後10時〜)第2話(18日)は14.4%で、初回(11日)の13.3%から1.1ポイント上げた。

 その他、バラエティではフジテレビ系列「めちゃ2イケてるッ!」スペシャル(20日土曜日午後6時30分〜8時54分)が、第2部(午後7時〜8時54分)で20.9%をマーク。前回(6日)の20.8%に続き、2回連続の大台超えとなった。
(坂本太郎)

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