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【週刊テレビ時評】剛力彩芽 人気なかった? 主演の「ビブリア古書堂の事件手帖」はフジ月9史上最低視聴率で幕

 今やテレビで見ない日はないほど、露出度の高い剛力彩芽が初めてゴールデン帯の連続ドラマの主演を務めるとあって、注目を集めたフジテレビ系列月9枠の「ビブリア古書堂の事件手帖」(月曜日午後9時〜)。

 3月25日に最終回(第11話)を迎えたが、視聴率は8.1%(数字は以下、すべて関東地区)と散々だった。「視聴率をもっている」とされる月9枠で、過去最低の視聴率はSMAP・中居正広が主演した「婚カツ!」第10話(09年6月22日放送)の8.8%だったが、今回、これを更新し、月9史上ワースト視聴率となった。

 「ビブリア古書堂の事件手帖」は初回(1月14日)こそ14.3%と、まずますのスタートを切ったが、第2話(同21日)では12.2%に急落。以降、10〜12%台が続いていた。通常、最終回は数字が上がるケースが多いが、同ドラマでは最終回で最低の視聴率を記録した。全11話の平均視聴率は11.3%で、まだまだ剛力が「視聴率が獲れる女優」とはいえそうにない。

 先週ですべての冬ドラマが終了。平均視聴率ベスト5は、(1)「相棒season11」(テレビ朝日系列/水谷豊主演/水曜日午後9時〜/12年10月〜13年3月)=17.3%(全19話)、(2)「とんび」(TBS系列/内野聖陽主演/日曜日午後9時〜)=15.5%(全10話)、(3)「最高の離婚」(フジテレビ系列/瑛太主演/木曜日午後10時〜)=11.8%(全11話)、(4)「夜行観覧車」(TBS系列/鈴木京香主演/金曜日午後10時〜)=11.6%(全9話)、(5)「おトメさん」(テレビ朝日系列/黒木瞳主演/木曜日午後9時〜)=11.5%(全9話)だった。

 低迷が続くNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第13話(3月31日)は14.3%で、前週から0.4ポイント持ち直したものの、4週連続の15%割れとなった。内容的には前週同様、主演の綾瀬の出演時間が極端に短く、主役が誰なのか分からない状況だ。

 NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」(月〜土曜日午前8時〜8時15分)最終回(同30日)は20.2%で、過去最高をマーク。全156回の平均視聴率は17.1%で、10年以降の朝ドラでは最低だったが、主演が無名の夏菜だったことを思えば、健闘といえそうだ。

 また、日本テレビ系列が放送したプロ野球セ・リーグ「巨人対広島」の開幕戦(同29日午後7時〜9時)は13.0%、第2戦(同30日午後7時〜8時54分)=12.6%で、開幕戦に関しては、昨年のヤクルト戦(12年3月30日=日本テレビ系列)の11.8%を、わずかに上回った。

 「2014FIFAワールドカップブラジル アジア地区最終予選〜ヨルダン対日本」(テレビ朝日系列/3月26日火曜日午後10時56分〜深夜1時)は25.0%で、深夜帯という時間が影響したようで、今最終予選のなかでは最低の視聴率だった。
(坂本太郎)

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