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テレ朝VS日テレの視聴率レースに波紋投げる両社長の関係

 テレビ界で今注目されているのが、テレビ朝日が「年度」で視聴率三冠王をとるかどうかである。
 三冠王には、1月から12月の「年」と4月から翌年3月までの「年度」の競争がある。前者は日本テレビが全日(6〜24時)とゴールデン(19時〜22時)の2部門を獲得。テレ朝はプライム(19時〜23時)のみ勝利した。
 「ただし、テレ朝は59年の開局以来初の首位。食堂をすべてタダで開放するなど、そのはしゃぎぶりはハンパではなかった」(テレ朝関係者)

 これに続く“神風”が、テレ朝を歓喜の渦に巻き込もうとしている。
 「『年度』でテレ朝が三冠王をとる可能性が出てきた。2月末の時点でゴールデン&プライムの2部門を制覇。日テレは全日部門のみで、それも僅差で引き離している程度。3月はテレ朝がWBCやバラエティーの特番などで猛攻勢をかけ、日テレを潰す方針です。日テレに勝った日などは、マスコミにさかんにプレスリリースを配るなどして盛り上げています」(前出・テレ朝関係者)

 こうした激突戦を複雑な表情で見守っているのが、山梨県出身のテレビ関係者たちだ。
 というのも、テレ朝の早河洋社長、日テレの大久保好男社長ともに山梨県出身で、私生活でも仲がいいのだ。
 早河氏は山梨県立日川高校から中央大学法学部卒。 大久保氏は山梨県立甲府第一から東京外国語大学仏語学科卒。
 「ともに報道畑を歩んできたので、若い頃から交流があった。山梨県にはマスコミ関係者が集まるサークルがあり、よく杯を傾けていたようだ。しかし、三冠王レースを展開するようになってからは接触ゼロ。手の内を見せ合うのは避けようということでしょうが…」(テレビ界事情通)

 当然の展開だが、関係者にとってはなんとも寂しい限りだろう。
 同じ県出身者が社長をつとめる2局の視聴率三冠王レースはますます過熱するばかり。2人が仲良く酒を飲める日は当分先になりそうだ。

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