TBSがついに大英断を下す。この秋、不良債権番組と言われる『ビビット』の打ち切りに向け、調整を始めているという。
「問題となっているのは、番組視聴率。裏番組の『スッキリ』(日本テレビ系)、『モーニングショー』(テレビ朝日系)、『とくダネ!』(フジテレビ系)に押されて視聴率は常に2%前後をウロウロ。民放4位が指定席になっているんです。昨年4月に元NHKのキャスターだった堀尾正明をレギュラーに加えるなど大幅リニューアルを行ったが、一向に視聴率が上向かない。なんといっても一番の敗因はメーンキャスターの国分太一の立ち位置。政治はもちろん、ジャニーズ事務所の手前、芸能スキャンダルについても語れない。完全に、お飾りのような状態になっている」(事情通)
冒頭でも触れた制作費の赤字額の詳細だが、
「『ビビット』には、国分や堀尾に加え、元宝塚の真矢ミキという超豪華なメンバーが出演している。国分のギャラは1日当たり、100万円〜。堀尾が月単位で250万円〜。真矢が1日当たり80万円〜。出演料だけで軽く、ン億になってしまうんです。最近は報道素材の焼き直し企画がメーン。ネタを決める時はお金が掛からないというのが大前提になっているんです」(制作関係者)
問題となっている『ビビット』打ち切りのXデーと後番組だが…。
「今のところ、10月改編が有力です。これを逃せば来年3月。後番組に安住紳一郎を担ぎ出そうと動いているようです。国分に対するケアは、深夜レギュラー『世界くらべてみたら』をゴールデン&プライム帯に格上げする方向でジャニーズにお伺いを立てているようです」(放送作家)
今後、『ビビット』が継続していくためには、平均視聴率を5%台にすることが必須条件になるという。果たして継続は叶うのか?