◎フェイムゲーム
アメリカJCCで思わぬ大敗を喫したフェイムゲームだが、一叩きして得意の東京の長距離戦、58キロを背負っても譲れない一戦だろう。
前走とて仕上がりは悪くなかったが、極端なスローペースで行った行ったの決着。最後方からレースを進めたこの馬にはまったく展開が向かなかった。力負けではない。昨年のこのレースの他にもアルゼンチン共和国杯を勝っており、東京なら一変するはずだ。
相手探しが難しい。力量的には、有馬記念、天皇賞秋4着のラブイズブーシェが上位の存在だが、年明け緒戦の中山金杯が今回と同斤の57.5キロでの大敗…仕上がりも悪くなかっただけに大きな変わり身は疑問。ズブさもでてきており、良くなるのはまだ先のような気がする。
正月の万葉Sを勝ったステラウインドも力は付けているが56キロは背負わされた感。それなら同レースでアタマ差2着のシャンパーニュの方が魅力。重賞での好走歴こそないが、51キロなら。
他では、一叩きしてすこぶる順調なアドマイヤフライトとステイヤーズS2着のファタモルガーナに注目。
馬連 流し
(16)-(3)(8)(11)(13)(15)
3連複 軸1頭流し
(16)-(3)(8)(11)(13)(15)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。