「久しぶりですよ。こんなに22時台のニュース番組が注目されるのは。視聴者ばかりか、多くのスポンサーが注目している。各局は絶対に負けられないバトルと位置づけ、気合いを入れ直しています」(編成関係者)
発火点となったのが、つい先頃、テレビ朝日を退社した小川彩佳(34)。6月3日から『NEWS23』(TBS系)のメインキャスターに就任することが発表されたのだ。もっとも、小川の起用は、TBSにとって両刃の剣だという。
「『NEWS23』はTBSの看板報道番組ですし、担当キャスターを目標にする局アナは多いんです。そんな事情を知っていながら、局上層部はライバル局だった小川を起用しただけに、局アナの不満は爆発寸前です」(TBS関係者)
これに対し、闘志をむき出しにしているのが同時間帯視聴率トップの『報道ステーション』(テレ朝系)。
「局はスタッフのやる気を出すために、視聴率が二桁に達したら番組報奨金として、50万円〜を配布することを決めたそうです」(テレビ事情通)
女性メインキャスターの中で、最年少として注目を浴びるのが新番組『ライブニュースα』(フジテレビ系)の三田友梨佳アナ(31)。
「自らスタッフをランチに誘っては、顔を覚えているそうです。フジは、他局に視聴率で勝ったら、報奨金100万円を提示したそうですよ」(同)
『NEWS23』の真裏に当たる『news zero』(日本テレビ系)。メインキャスターの有働由美子(50)は、自腹で報奨金を出すという。
「制作費が厳しいため、仕方がないようです。有働は自分の名前を冠した“有働プライム賞(10万円)、ゴールド賞(5万円)、シルバー賞(3万円)”という3つの表彰制度を創設したそうです。番組視聴率に貢献したディレクターらに、自らが選考して配布するそうです」(制作関係者)
果たして、6月のニュースバトルを制するのは?