大竹はまず、「私は遅々として監督が十分でなかったことを皆様にお詫びしたいと思います」などと謝罪。
そして、「一生懸命育てたつもりですが、私の仕事の関係もあり、十分に過ごす時間が少なかったのは否めない。親の監督不行き届きで本当に申しわけありません」と、頭を下げた。
さらに、自身がパーソナリティを務める『大竹まことゴールデンラジオ!』(文化放送)でも謝罪したうえ、「明日ここにいるかわからない、局の判断に従う」などと弱気な発言。そこにはかつて「暴れ馬」と呼ばれた勢いはなく、肩を落とした雰囲気が漂っていた。
そんな大竹の様子に、ネットユーザーは「本人に直接関係がないし、番組を降ろす必要はない」「成人している子供のことで親が謝罪するのは異常」など、同情論が続出。世間の声は「大竹降板の必要なし」が大勢を占める。
しかし、『ゴールデンラジオ』のパーソナリティを今後も続けるか否かについては、放送当時不明で、文化放送の判断待ちだった。
同番組は20年続いた『吉田照美のやる気MANMAN』のあと、数か月のつなぎ番組を挟み、事実上の後継番組としてスタート。
人気番組のあとを受けただけに不安の声もあったが、同時間帯聴取率トップを幾度となく獲得する看板番組となり、多数のファンを持つ。それだけに、大竹の処遇が注目されていた。
事件と大竹の謝罪を受けた文化放送は1日夜、同社で記者会見を開き、「2日以降も大竹まことをラジオに継続出演させる」と発表。これまで通り番組を続けていく意向を示した。
その理由については、番組内で経緯を説明し、謝罪したことなどをあげ、「通常通り出演していただき、できるだけ正面からリスナーの皆様と向き合い、様々なご意見を頂戴することで番組としての使命を果たしていきたい」とコメント。文化放送は、大竹を出演させることで支援していく方針の模様。
文化放送の判断に、番組のファンはもちろん、ネットユーザーからも喜びの声が。大竹自身も、失職の危機を乗り越え、安堵していることだろう。
番組はひとまず継続となったものの、娘が逮捕されてしまったことも事実。今後、大竹が娘とどう向き合っていくのか、番組内でどう扱うのかなどが、注目される。