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ダジャレだけじゃない! デーブ・スペクター、忖度なしの鋭い発言に評価の声

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デーブ・スペクター

 埼玉県生まれの外国人といわれるほど日本語が堪能で、文化や歴史にも精通するデーブ・スペクター。1983年にアメリカ・ABCテレビのプロデューサーとして来日後、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演し、ダジャレを交えたトークが人気となり、タレント活動を開始した。

 バラエティー番組ではありえないほどのダジャレを連発し、「寒い」とも称され、Twitterでも毎日のようにギャグを飛ばすデーブだが、コメンテーターとして大手事務所にも忖度することなく、ズバッと本質を突く発言は、高い評価を受けている。

 そこで今回は、そんなデーブの忖度しない鋭いコメントを紹介したい。

・「大手事務所タレントは事務所の力を自覚するべき」

 『サンデージャポン』(TBS系)で、カラテカ・入江慎也を発端とした闇営業問題についてコメントを求められたデーブは、「大手事務所は安易に誰でも入れてしまう」と批判する。

 その上で、

 「それ以外はバーターとかゴリ押しで出てる。その自覚が足りないのが多すぎる。自分が出続けられることは、事務所の力だっていうことの自覚さえあれば、こんなこと絶対にしない」

 と、テレビタレントたちの「自覚のなさ」と事務所の力を理解していない姿勢に怒りをぶつける。このあまりにも核心をついた発言には、スタジオの出演者が黙り込んでしまうことになった。

 テレビプロデューサーとして人を使う立場を経験している彼だからこそ、できた発言だった。

・「選挙後に特番は遅い 」

 2019年7月に行われた参議院選挙の開票速報特番を見たデーブは、自身のTwitterで、

 「選挙終わってから候補や政党や支援団体のことを特番で見せられてもどうしろと言うんですか? 遅いだろう!全く役に立たない。メディアが公職選挙法の改正を大優先にしないなら開票特番やめて全部アニメでいいです。オチはありません」

 とメディアに苦言を呈す。このツイートに、「そう思う。開票後に選挙特番しても全く意味がない」「なんのために放送するのかよくわからない」と、賛同の声が相次ぐことになった。

 タレントがテレビ局の放送姿勢に苦言を呈すことは、「干される」可能性もあるためできないもの。まさに、忖度なく「言いたいことを言う」彼の姿勢を表した発言だった。

・「本当のボランティアとは何かをわかってほしい」

 毎年放送される『24時間テレビ』(日本テレビ系)に批判的なデーブ。今年も放送中、「24時間テレビは働き方改革違反ではないですか?」などと、Twitterで皮肉を展開する。

 そして、放送終了後デーブは、「障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている。僕は、本当のボランティアとは何かを、大好きな日本の皆さんに分かってほしいだけです。すみません、オチはありません」

 とツイート。『24時間テレビ』がチャリティーを謳いながら、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられているとし、「本当のボランティアになっていない」と斬った。

 デーブは2018年にも、「24時間テレビはチャリティーでギャラもらえるのに、東京五輪は巨大なビジネスなのにボランティアはタダ働きっておかしいと思うのは、私だけ?」

 と苦言を呈している。このコメントについては賛同の声がある一方、「24時間テレビってそういうもの」「チャリティーでも働いた分ギャラをもらうのは当然では」との声もあり、物議を醸している状況。いずれにしても、忖度せず苦言を呈す姿勢は評価に値するとの声が多い。

 ダジャレのイメージが未だに色濃いデーブ・スペクター。実際、Twitterのほとんどはギャグに溢れているが、災害時や問題発生時などは、シリアスに問題を斬っている。人々を楽しませつつも、諸問題については真剣に考え、意見を述べる。そんな彼の姿勢が彼の人気を支えているのだろう。

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