同名人気コミックを「スターダスト」のマシュー・ヴォーン監督が映画化。多忙な年末年始の疲れを更に倍増させるような、「なりきりヒーロー」のキック・アスとキュートな美少女ヒーロー、そしてアメコミ・マニアのおっさんヒーローが織り成す、底抜けにポップなアメコミ実写アクション。B級っぽい作りなのにハリウッドの大スター、ニコラス・ケイジが出ていたり、ブラッド・ピットがプロデュースであったりと、キャスト・スタッフが豪華なのも見どころ。頼り無いけど魅力溢れる主人公・デイヴに心癒され、今一番疲れた脳を刺激して元気になれる作品かもしれない。
『キック・アス』は、シネセゾン渋谷 ほかで公開中。
監督:マシュー・ヴォーン
原作:マーク・ミラー、ジョン・S・ロミータ・Jr
出演:アーロン・ジョンソン(『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』)、
クロエ・グレース・モレッツ(『(500)日のサマー』)、
クリストファー・ミンツ=プラッセ(『ヒックとドラゴン』)、
ニコラス・ケイジ(『魔法使いの弟子』)
原題:KICK-ASS/字幕監修:町山智浩/字幕翻訳:松崎広幸
【2010年/アメリカ・イギリス/117分/シネマスコープ/カラー/ドルビーSR・SRD/35mm/R-15+】
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配給:カルチュア・パブリッシャーズ