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前田敦子を装った詐欺裁判

 サイトで“サクラ”が芸能人やそのマネジャーらを装い、男性たちから金銭を騙し取ったという「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反」の裁判が9月10日、東京地裁で開かれた。

 被害者のひとりの調書によれば、手口はこのような流れだった。
 《去年の4月、フェイスブックを利用していると、見知らぬ人からメッセージが届きました。URLが表示されていたので、そこをクリックすると、誘導されたサイトに元AKB48の前田敦子を連想させる名前が載っており、メールを送信してほしいと書いてあったのでメールをしました。次の日、昨日メールで伝えておいた私のケータイに前田敦子のマネジャーと称する者からメールが来ました。『前田敦子の相談相手になってほしい』と書かれていました。サイトに接続し、ポイントを購入しました…》

 今回起訴されているのは、被害者2名についての詐欺行為。もうひとりの被害者も同様の手口でポイントを購入し、2人で合計約163万円を支払ったという。
 「裁判では、このサイトを運営していた会社『ウイングネット』で働いていた6名が被告となっています。仕組みは、1ポイント10円で1回メールを送信するごとにポイントを使用するというもの。バイトたちは“ひみつ敦子”という名で相手とやり取りしていたそうです。額から考えても、被害者らのメール送信数は相当なものでしょう」(司法記者)

 被告らは被害者2名に対して、前田敦子に見せかけた“ひみつ敦子”や、そのマネジャー、または事務所の人間などを装い、巧みにメールのやり取りを行ってきたようだ。
 芸能人とのやり取りなど100%無い話だが、ハマり込むのも同情してしまう。

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