ジュリエット役で声優初挑戦の川村は「小学校の卒業アルバムに将来の夢は声優と書いていたので、夢が叶ってうれしい」と笑顔。ジュリエットは頭に船をのせた独特すぎるセンスの不思議少女。それに合わせて奇抜な衣装で登場した川村は「“川村ゆきえ”の要素は何ひとつ残ってない。こっちのほうが水着より恥ずかしい」と話した。
同作の主題歌は、英国のオーディション番組で“奇跡の歌声”と呼ばれた歌手スーザン・ボイルが担当。世界的な注目を集めた「夢やぶれて」が起用される。脚本、キャラクターデザイン、声の出演など、ほぼ1人でこなすFROGMAN監督は「スーザン・ボイルさんの生い立ちと、キャラクターのジュリエットの生い立ちがすごくオーバーラップして。この歌に決まったのは運命だなぁ」と感慨深げに語った。