要請されていた東京五輪のコーチ就任については7月3日、「昨年現役を引退したばかりでコーチング経験がなく、まずはコーチングについて深く学んでいきたいと考えています。最終的に今回はまだ難しいと判断するに至りました」と要請を断った。
「本人は結婚発表の前に東京五輪のコーチ要請のことを聞かれ、近日中に正式な回答をするとしていたのですが、『ジュニアの教育を優先する』ということで断ったのだと思います」(スポーツ紙記者)
話は6月7日に逆上る。宮里は大会アンバサダーとして、サントリー・レディス・オープンの会場に現れ、記者団の質問にも答えていた。その際、返事保留となっていたコーチ要請の件も聞かれたが、「まだ返事はしていません。今週が終わってから、お返事をすることになると思います」としていた。
「断った理由は、“ジュニア教育”というのは言葉のあやで、本当はやりたくないのではないか。宮里は“モチベーションを維持できなくなった”と、引退の理由を語っている。兄のキャディー役を買って出たりしているように、ゴルフそのものがイヤになったのではありませんが、勝敗を争う厳しい精神状態を強いられるところには戻りたくないということでしょう。今までハッキリと断らなかったのは、東京五輪を盛り上げる雰囲気に水を差したくないと思っていたからではないでしょうか」(専門誌記者)
結婚を自身のブログ上で発表し、文章として残る形を取ったのは、やんわりと“こちらの心境を察してくれ”ということのアピールではなかったのか。
五輪関係者はこう言う。
「宮里に声をかけたのは、海外でも特に名の知られた日本の元女子プロゴルファーだからです。ゴルフ競技への注目度を高めるため、彼女の知名度は必要」(同)
東京五輪のコーチ要請を辞退した宮里藍だが、新婚生活をしばらく楽しみたいと思うのは当然のことだし、もしかしたら“妊活”も予定しているのかも。ホールインワン達成なるか?