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独占入手 春のスペシャル全TV番組 制作費・ギャラ極秘資料流出(1)

 先ごろ、テレビ朝日が'12年度の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)ゴールデン(19〜22時)とプライム(19〜23時)の二冠を獲得し、話題となった。
 「数年前は日テレ、フジ、テレ朝の順だったのが、今ではテレ朝、日テレ、フジとなっています」(テレビ誌記者)
 というように、近年、視聴率競争は入れ替わりが激しい。

 そんな中、現在、3〜4月改編期の特番シーズンを迎えているわけだが、今回、本誌はあるルートから極秘資料を入手。今春バラエティー特番(3月〜4月1週)の制作費、ギャラ、視聴率を並べ、各番組のコストパフォーマンス(CP)を割り出した。
 本来、スポンサーのみに公開される資料で、これを見れば、各局の勢いやタレントの地位が浮き彫りとなる。早速、検証してみよう。

 最初にまず、CP格付けとは何か。民放編成幹部はこう説明する。
 「基本的には視聴率が高いと格付けも上がります。しかし数字がよくても、制作費が高ければCPは悪いということになり、格付けは下がってしまう。要は、スポンサーがお金を出したくなる番組かどうかの評価と思ってもらえばいい」

 さて、各局のCP格付けだが、A以上が多いのは、やはりテレ朝と日テレ。如実に局の勢いが現れている。最高評価の3Aを獲得しているのもテレ朝『シルシルミシル特盛版』と日テレ『世界の果てまでイッテQ!』だけだ。
 「制作費のわりに数字がいい番組をそろえているのが、この2局ということを意味している」(同)

 先に触れた年度平均視聴率の全日(6時〜24時)では日テレがわずかにテレ朝を上回り、三冠を阻止したのだが、トップを争う2局には、実は大きな違いがある。
 広告代理店関係者は言う。
 「日テレは企画重視で、無名の芸人を出しても数字を取れるような番組作りをしており、あまり視聴者にこびない。一方、テレ朝は『シルシルミシル』『帰れま10』でわかるように、ファミレスに頻繁に通うような、比較的所得が低い層をターゲットにしている」

 この違いが、さらに意外な事実をもたらしている。
 「制作費を抑え、数字を取ることに成功しているテレ朝ですが、客層が金を使わない層なので、スポンサーもそれなりでナショナルクライアントがつかない。そのためCM出稿量は日テレが1位。ここがテレ朝の悩みでもある」(同)

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