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ドラマ終了で主演映画公開に不安を残したキムタク

 元SMAPの木村拓哉が主演を務めたTBS日曜劇場「A LIFE〜愛しき人〜」の最終回が19日に放送され、平均視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 同ドラマはSMAP解散後、木村の初仕事となった主演作。木村は過去にさまざまな職業を演じてきたが、医師役に初挑戦で今回のドラマまでで20の職業を演じた。

 第1話は14.2%でスタート。第4話では12.3%まで数字を下げたが、その後、V字回復。第9話はWBC2次ラウンド「日本―オランダ」(テレビ朝日)が裏番組にありながら、14.7%を記録し、全10話の平均は14.5%だった。

 「制作サイドは放送前に平均20%超えを目標にしていたが、ついに一度も20%を超えられず。とはいえ、1月クールのドラマではダントツでトップの平均視聴率だった。しかし、最終回の主役はどう見てもキムタクより浅野忠信でキムタクがよくあの脚本に納得したと思う。とはいえ、そうしたことが高視聴率につながったのでは」(テレビ関係者)

 木村のドラマとの視聴率対決が注目されたのが、元SMAPの草なぎ剛が主演した「嘘の戦争」(フジテレビ)。フジのほかのドラマが続々と低視聴率で“爆死”する中、全10話2ケタを割ることがなく全話の平均が11.3%と健闘するも、木村のドラマには及ばなかった。

 注目されたドラマを終えた木村だが、次は4月29日に公開される主演映画「無限の住人」のプロモーション活動をこなすことになるのだが…。

 「キムタクは『なんでもします!』と意気込んでいるようだが、映画の製作サイドはジャニーズからのプレッシャーに押しつぶされそう。クライマックスの“300人斬り”のシーンなどはすでに公開してしまい、もはやPRすべき見どころがない。おまけに、ドラマの数字もそこまで伸びず、映画の動員観客数もそこまで期待できないのでは、というのが大方の見方」(映画業界関係者)

 木村の“PR行脚”でどこまで動員を伸ばせるかが見物だ。

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