「マイ・Jクラブ・プログラム」は、応援するJクラブを登録し、そのクラブが試合に勝つと、お得なクーポンがもらえる新サービス。同日から開始。
トークショーではまず、Jリーグ開幕戦(1993年5月15日)に出場した北沢氏と水谷氏が登場。当時のユニフォームを持参した北沢氏は、「ユニフォームを持つと試合がしたくなる」と早くも興奮気味。水沼氏は、10チームで始まったJリーグの20周年を「早いな」と感慨深そうに振り返った。現在のJリーグは40チームで、J1とJ2というシステムが確立されているが、サッカーを取り巻く環境も変わってきており、サッカーを観る目も肥え、「選手もレベルを上げていかなければならない」と後輩に期待。
現在も現役選手として活躍するカズ。この日はジャケット姿だったが、赤いスーツでの登場も考えたという。しかし、赤いスーツは、「30周年のときのためにとっておこうかな」とおどけてみせた。「選手は、サッカーがうまくなるために毎日を過ごすべき」とストイックに語り、自分自身についても、「今日が終われば、明日の練習、試合の準備をして寝るだけ。そして、サッカーをするだけ」「明日、また新たな自分に挑戦していきたい」と語った。
また、Jリーグ20周年については、サッカーに集中する選手たちが活躍する一方で、そういった選手たちを支えている人たちには「いろいろな苦労があったのかなと思います」と語った。現役選手らしく、終始、ストイックな面を見せていたカズだが、話題がロンドンオリンピックに出場するU-23の若い日本代表に移ると表情がなごんだ。これからの日本を支えていく若いメンバーには、「これをいい経験にして、みんなに伝えていってほしい」とエールを送った。(竹内みちまろ)