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シネマレビュー「最後の初恋」

 エイドリアン・ウィリスは日々の生活に疲れ果て、いっときの休息を求めてノース・カロライナのアウター・バンクスにあるローダンテという海辺の小さな町にやってきた。そこで友人が経営するロッジを手伝うのだ。

 ところが、町に着いた彼女を待っていたのは大きな嵐が来るという予報。そこへロッジの唯一の客、医師のポール・フラナーが到着する。彼もまた結婚生活に満たされず、しかし良心の呵責をなんとかしたいという問題を抱えている。嵐が近づくにつれ、ふたりはお互いに安らぎを求め、それはやがてロマンスに発展する。
 人生半ば過ぎ。もう恋はしないだろうという年齢で、理想の相手に出会った2人の熱い恋を描いておきながら、この映画は、終盤意外にも悲劇的な展開をみせる。そのことがより多彩な心理描写を可能にしているが、ラブロマンスを見に来る客が期待している結末ではないのでは。
 「メッセージ・イン・ア・ボトル」や「きみに読む物語」で知られる米作家ニコラス・スパークス原作。主演は、リチャード・ギアとダイアン・レイン。監督は、ジョージ・C・ウルフ。

9月27日(土)サロンパスルーブル丸の内他全国ロードショー
配給/ワーナー・ブラザース映画

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