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大みそか「紅白」裏の視聴率戦争 今年もフジは惨敗で最下位! TBSは急降下

 2014年大みそかに放送された「NHK第65回紅白歌合戦」の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は第1部(午後7時15分〜8時55分)が35.1%で、前年より1.8ポイントダウン。第2部(9時〜11時45分)は42.2%で、前年より2.3ポイントダウンした。

 昨年末は中森明菜、サザンオールスターズの企画枠での特別出演もあったものの、前年を上回ることはできなかった。

 第2部の42.2%は、昨年6月15日に放送された「2014FIFAワールド杯ブラジル大会 日本対コートジボワール」(NHK総合)の46.6%に届かず、年間最高視聴率はならなかった。

 「紅白」裏の民放では、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP〜絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!」第1部(午後6時30分〜9時)が18.7%、第2部(9時〜深夜0時30分)が16.0%で、前年を下回ったものの、5年連続で「紅白」裏の民放トップを守った。

 民放2位をキープしたものの、大きく数字を落としたのが、TBS「年またぎスポーツ祭り!KYOKUGEN2014」で、第1部(午後6時〜6時30分)が9.9%、第2部(6時30分〜8時30分)が8.3%、井岡一翔らのボクシングを中継した第3部(8時30分〜10時10分)が9.0%、第4部(10時10分〜11時35分)が3.4%だった。

 2013年は井岡の世界戦を放送した第2部で14.5%をマークしており、4.6ポイントの大幅ダウン。同局が大みそかに井岡の試合を放送するのは4年連続となったが、今年は世界戦ではなくノンタイトル戦で、ボクシングファンの注目度が低かったためと思われる。

 前年、「今年スゴかった人全員集合テレビ2013」で、テレビ東京にも敗退したテレビ朝日は「くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー」で勝負。「紅白」が始まる前の第1部(午後6時〜7時)こそ8.8%だったが、第2部(7時〜11時45分)は5.9%で、かろうじて民放3位。第3部(11時45分〜深夜1時30分)は5.4%。

 ここ数年、健闘が目立っているテレビ東京は、「第47回年忘れにっぽんの歌」が5.8%で、わずか0.1ポイント差でテレ朝に惜敗。4年目となったボクシング特番「THE BEST OF BEST 大みそか3大世界戦SP」は5.6%で、前年より0.5ポイントアップさせた。これは、同局の大みそかの同時間帯では過去最高の視聴率。

 テレ朝同様、前年、「祝!2020東京決定SP」で惨敗を喫し、2%台しか獲れなかったフジテレビは、「THE FACE OF 2014 世界が選ぶ今年の顔!アワード」(午後6時〜9時)が4.0%、「ワンピース エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」(9時〜11時)が3.3%、「2014→2015 ツキたい人グランプリ〜ゆく年つく年〜」(11時〜深夜2時)が2.5%で、いずれも5%を超えられず、昨年も惨敗となった。
(坂本太郎)

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