椿原アナは1985年生まれの聖心女子大出身で2008年入社。大島アナは1984年生まれの27歳。成城大学出身で2007年入社。ともに現在、「スーパーニュース」のフィールドキャスターをつとめている。
両アナウンサーが起用された経緯について番組関係者は語る。
「どちらか1人をとの思惑もあったのかもしれませんが、人気、実力ともに大して変わりませんしね。どちらかには決めきれなかったってこと。2人とも代役としての出演経験がありますから、それが今回の起用に繋がったようだ」
そんな今回の消極的な人事からは、フジテレビの“女子アナ人材不足”を懸念する意見も。
「その場しのぎといった感じがしてしまう。めぼしい人材がいないんでしょう。木佐彩子や西山喜久恵などフジのエース級がつとめた席ですから、見劣りしてしまう。報道でめぼしい人材がいないのは、女子アナをバラエティ中心で育てたツケが回ってきたってこと」(週刊誌記者)
民放夕方のニュース番組としては年間視聴率で8連覇を達成している「スーパーニュース」。しかし、最近は他局に押され気味との声もある。激しい視聴率争いが繰り広げられる夕方のニュース番組で、今回の抜擢は吉と出るか、凶と出るか。春の番組改変を目前に控え、不安材料をかかえた船出となりそうだ。