女子アナ女王としてトップをひた走る水卜麻美アナがついにフリー転身を決意したというのが震源だが、そもそも彼女を巡る独立話が浮上したのは今回が初めてではない。
「これで4回目ですよ(笑)。改編ごとに水卜のフリー話は再燃するんです。でも、本当にやばかったのは昨年10月ですね。移籍先として、『テイクオフ』という具体的な事務所名まで取り沙汰されたんです。同事務所には水卜と仲のよかった日テレOBの羽鳥慎一も所属しており、まさに契約寸前というところまで行ったんです」(編成幹部)
焦った日テレ上層部は、2年後に開催される東京五輪のメインキャスターの椅子を提示、さらに『ヒルナンデス!』から水卜アナが希望する情報&報道系『スッキリ』へと異動させることで退社を阻止したのだ。
「日テレの視聴率三冠王の要はベルト番組。人気アナの水卜が退社すれば影響力は計り知れない。上層部の説得に水卜も納得し、これで独立騒動も収まったかのように思えたんですが…」(事情通)
あれからわずか8カ月で、またしても水卜アナにフリー転身ネタが持ち上がったわけだ。
「今度ばかりはガチ情報です。日テレは水卜の機嫌を完全に損ねてしまった。実は、あそこまで嫉妬深い女だとは想定できなかったようです。今回の独立騒動で彼女はかなりナーバスで、自分本位な性格であることを浮き彫りにしてしまった。12月にも退社を発表し、年明け3月中に日テレを卒業する方向で調整に入ったようです」(グループ会社AXON幹部)
水卜アナがへそを曲げた最大の要因が、この秋から『NEWS ZERO』のキャスターに就任する元NHK看板アナの有働由美子にあるというから穏やかではない。なぜ、水卜アナはそれほどまでに有働を意識するのか。
「女のマウンティング…、まあメラメラ燃えるジェラシーでしょうね」
と証言するのは日テレの報道局関係者。現在、日テレ局内は10月からの『NEWS ZERO』の下準備などで手が離せない状態だという。
「局内は歓迎ムードの“有働一色に染まっている”と言っても過言ではない。新生『NEWS ZERO』の構成など、考えなければいけないことは山ほどあるんです。ここだけの話、『NEWS ZERO』は櫻井翔と有働の2人がメインで、文字通りゼロから再出発する番組になる。櫻井も全曜日を担当するんです。日テレの力の入れようが分かります」(制作会社幹部)
さらに、こんな話も飛び交っている。
「6月初旬に日テレに有働アナが挨拶に来たんです。その際、水卜アナと有働アナが偶然、エレベーターで鉢合わせになった。大人の有働アナが先に頭を下げたが、水卜アナは軽く会釈しただけ。そして、おもむろに電話を耳元に当て『もしもし〜』と水卜アナがやりだした。明らかに偽装工作電話です。水卜アナが18歳年上の超大先輩・有働アナを快く思っていないのが、よ〜く分かりました」(大手広告代理店幹部)
日テレ関係者の誰もが、社運を賭ける新生『NEWS ZERO』のことで頭がいっぱいの折、水卜アナは「辞める、辞める」とオオカミ少年のように騒ぎ立てる…。彼女が連日出演する『スッキリ』のスタッフ以外は、誰も耳を傾けなくなってしまったというのだ。
「以前は上層部や編成、報道の幹部らが、時間があれば水卜の元に出向いてはご機嫌伺いをしていた。でも、いまや幹部連の注目は有働アナ1人。結果、水卜が本気で怒ってしまったわけです。彼女にすれば『これまで散々、日テレに尽くして来たのに、最後は裏切られた』という思いが強いようですね」(前出・編成幹部)
水卜アナの怒りに拍車をかけたことが、まだある。
「水卜が望んでいた2020年東京五輪の総合MCの話がなくなったようです。いまでは『NEWS ZERO』の有働&櫻井コンビで話が進んでいる」(報道幹部)
今回、有働起用と共に再燃した水卜アナ独立話を聞いた芸能プロや他局の関係者は「そもそも時間の問題だった」と口を揃える。
「プライバシーをタレント並みに切り売りしても、年収は1300万円弱。同年齢のテレビ東京のアナウンサーよりも低いんです。しかも、水卜アナなら他の民放キー局で年収は軽く2倍になるレベル。独立すれば最低でも2億円は堅い。局アナ30歳定年説がまかり通るのがキー局の実情です。今後は人気も年収もさらに右肩下がりになるだけですから」(大手芸能プロ幹部)
仮に水卜アナが日テレから独立した場合、移籍準備金も女子アナ史上最高額が提示される見通しだ。
「多くの芸能プロダクションが最低で準備金1億円を提示している。CM出演など早くもオファーがきているから、年収3億円も夢ではない」(前出・大手広告代理店幹部)
日テレ退社を決意したとされる水卜アナは、平行して女の幸せまでゲットすることにも余念がないというから“食いしん坊さん”だ。
「2015年7月に熱愛が発覚した『関ジャニ∞』横山裕との結婚を明確に意識している。最近、ダイエットを始めたり、女子力を磨いているのはそのためです。以前は色気などなかったのに、最近はフェロモンの塊のようです。タイトなミニスカートをはいて、お尻をプリプリさせながら局内を闊歩していますよ」(バラエティー制作スタッフ)
水卜アナから有働に乗り換えた日本テレビの選択は“スッキリ”吉と出るか、それとも“ゼロ”か。