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みの次男逮捕のスポンサー離れも響く文化放送の乗っ取られ危機

 文化放送がついに所有株の売却を始めた。
 AMラジオ業界不況で、'14年3月期決算で6期連続の赤字になる見込み。そこで、これを回避するため、営業外収入として株を売ることになったのだ。

 文化放送の主な所有株として、フジ・メディア・ホールディングス、日活等があるが、今回どの銘柄をいくら売却したという話は明確にオープンにされていない。関係者がこう言う。
 「例えばフジMDHは7万株保有で2236円(12月19日時点)だから、約1億5600万円。それに日活株を数%保有し、2億4000万株、これだけでも4億円前後になります」

 もともとフジテレビは、ニッポン放送と文化放送の出資で発足した。しかし文化放送の経営が厳しくなり株式を売却。保有数は少なくなり、はぐれ鳥のような存在になっていった。これが、もうひとつの経営不振の背景である。

 また最近では、『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』のスポンサー2社(ロッテ・明治)が、みのの次男逮捕の影響で提供を休止している点も無視できない。
 「文化放送には、みのの番組以外にも、スポンサーが付かないまま見切り発車している“ノースポンサー番組”がけっこうある。こうした現状も、さらに経営を悪化させているんです。このままいけば、最悪の場合には他の放送事業者に乗っ取られる可能性も出てきています」(事情通)

 文化放送では、そうした困窮状態から水谷加奈アナ(46)がヌードやポールダンサーに挑戦して話題を提供しているが、聴取率に跳ね返ってくるには難しい。
 まさに今が踏ん張りどころだ。

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