6月25日に一周忌を迎えたマイケル・ジャクソンの家族は、今でも非常にマイケルのことを愛しく思い、特に姉であるラトーヤは、生前のマイケルが彼の優しさで世界に幸せを与えたことと感じている。
「正直なところ、マイケルは神の申し子だったのよ。本当に、特別な神からの贈り物だったの。周りは彼の全てを見たことはないけれど、その才能は確かなものだったし、世の中に出た部分はそのほんの一部だったのよ。とっても素晴らしい才能だったわ」「マイケルは本当に特別で、誰とも違ったの。本当に際立っていたわ。彼には思いやりがあり、父親でもあり母親でもあり、そして弟でもあったの。才能があって、溢れんばかりの愛を持っていから、そんな彼の近くにいた人達は今ものすごく寂しい思いをしているだろうし、本当のマイケルのことを知る私や家族は、特にその思いが強いの」と語った。
マイケルの専属医だったコンラッド・マーレイ医師がマイケルを死亡させたと主張し続けているラトーヤは、マイケルの悲劇的な死が家族に無力感を残したとも言った。
テレビ番組『GMTV』でラトーヤは「マイケルの死で心はぼろぼろになったわ。だってどうすることもできないんだもの。世界で一番の無力感だったわ」「私たちの不憫な母は、マイケルの子供たちを膝に抱えただ座っていたの。ただ座って上を見上げていたのよ。心の痛みと悲しみが伝わってきたわ。でも母は強いから泣かなかったの。でも多分それは、子供たちのためだったと思うわ」と話した。
マイケルは、13歳になるマイケル・プリンス、12歳のパリス、そして8歳になったブランケットことプリンス・マイケル二世を残して逝去した。