「いまやライバルとなったテレビ朝日に勝つため、局上層部は往年の名物番組『11PM』の復活を検討するよう編成に指示を出した。局内のバラエティーや情報番組で、やり手として知られるプロデューサーらに特命で企画を発注している」
日テレ上層部の重い腰を動かした理由の一つに『NEWS ZERO』の番組プロデューサーによるセクハラ&パワハラ問題が影響しているという。
「よりによってテレ朝の『報道ステーション』に視聴率で負け続けているところに、報道番組としては致命的なスキャンダルが発覚した。制作費もバカ高い『NEWS ZERO』を30分もしくは25分と短くして、少しでも視聴率が取れそうな番組にシフトする戦略に出るようです」(事情通)
ちなみに、生まれ変わる『11PMプラス45』(仮題)のコンセプトは次の通り。
「放映時間はタイトルのように23時45分から。実は、セクシーな要素はほんの一部分で、大人のための情報&報道番組というコンセプトで構成。制作は日テレの子会社であるAXONで、制作費は一本あたり1000万円です」(編成関係者)
とはいえ、壇蜜の魅力を引き出す企画もある。
「キャスター壇蜜と政財界の要人の対談や、彼女が話題のベストセラーの濡れ場部分を朗読したり、未公開映画を表情のみでレポートするといったものなどです」(放送作家)
今回、壇蜜に目を付けたという日テレ幹部の一人は、鼻の下を伸ばしながら自信満々にこう断言する。
「実は、素の彼女はエロなしトークも十分いけるんです。山岸舞彩のようにニュース原稿を読んでも違和感がないレベル。壇蜜ならセクハラ&パワハラ問題なんて絶対起きませんし」
もっとも、おじさんにとっては「ハァハァさせたい」とのたまう壇蜜ネエさんの方が魅力的か。