「放送するたびに毎回高視聴率を獲得するのが当たり前ともなっている『ドクターX』。今回はシーズン6が放送され、医療現場に最新AIが導入されたり、病院の経営難が描かれたり、より現代的なテーマとなっていました。『失敗しない女』の安定した破天荒さが安定的な人気を誇っていたほか、遠藤憲一演じる海老名のかわいらしいおじさんっぷりも話題に。全話平均視聴率18.4%と20%台には届かなかったものの、2位に大きく差をつけて1位となっていました」(ドラマライター)
また、2位となったのも『相棒 season17』(テレビ朝日系)とシリーズモノ。
「1月からは後期の10〜20話が放送されましたが、平均視聴率は15.3%。水谷豊主演の安定した刑事シリーズで、season17の“相棒”はseason14からの反町隆史演じる冠城亘。毎話、視聴率15%前後を記録し、固定ファンによって支えられていました。3月に放送は終わりましたが、19年10月からはseason18がスタート。19年の間に放送された第10話までの平均視聴率は14.6%。こちらも高視聴率となっています」(同)
3位となったのは、こちらもシリーズモノ。天海祐希主演の『緊急取調室 3rd SEASON』(テレビ朝日系)だった。
「『緊急取調室』は14年1月に初めて放送され、平均視聴率12.9%を獲得。その後、スペシャルドラマ、2rd SEASONを経て、3rdが放送されました。天海祐希が、そのイメージ通り強い刑事を熱演。取り調べ専門のチームの班長を務めています。今シーズンでは吉川愛演じる狂気の被疑者が第1話に登場し、話題に。最終回でも異例の再登場を果たすなどして盛り上がりを見せましたが、ゲスト出演者の新たな魅力を引き出すという点も、同ドラマの人気の理由の一つとなっているようです」(同)
3作全てがテレビ朝日系のシリーズモノとなった19年のドラマ高視聴率ランキング。やはり固定ファンからの人気はすさまじいようだ。