北朝鮮の後継指導者・金正恩氏のおじいちゃんは日本の元プロレスラー

スポーツ 2011年12月26日 11時45分

 12月17日に亡くなった北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者は、同氏の三男・金正恩(キム・ジョンウン)氏と目されている。その正恩氏の祖父が、力道山存命時に日本で活躍した元プロレスラーであることはあまり知られていない。
 正恩氏の母は正日総書記の第3夫人(第4夫人説もある)である高英姫(コ・ヨンヒ)さん。正日総書記が最も愛した女性が英姫さんといわれ、次男の金正哲(キム・ジョンチョル)氏も彼女が産んだ子どもである。

 04年8月に亡くなった英姫さんは50年6月16日、大阪市生野区鶴橋出身の在日朝鮮人。11歳の時に家族とともに北朝鮮に渡り、舞踏家として活動しているところを、正日総書記に見初められて夫人になったとされている。

 英姫さんの父・高太文(泰文説もある=コ・テムン=日本名:高山洲弘)氏は、20年1月10日、済州島出身で、13歳の時に日本に渡ったとされる。185センチ、98キロの大型な体で、講道館柔道の猛者だったが、56年にプロレスラーに転向し、東亜プロレスを設立。リングネームは大同山又道で、同年10月に国内のすべてのプロレス団体が参加して開催されたウエイト別日本選手権では、ジュニアヘビー級にエントリー。準決勝で吉村道明(当時山口道場)に敗れ、3位決定戦で阿部修(当時日本プロレス)を破って3位になっている。その後、同団体は消滅し、太文氏は帰還事業で北朝鮮に渡って、柔道指導者として活躍し、強豪選手を育てたといわれている。

 北朝鮮国内では後継者の正恩氏が在日朝鮮人の子どもであることは、機密事項とされているという。正恩氏が力道山と同じ時代に日本でプロレスラーとして活動した男の血を引くというのは、何か日本との縁を感じさせられる歴史的事実だ。
(落合一郎)

ピックアップ
スポーツ新着記事

プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「船木誠勝」“最後のサムライ”あまりに純粋な行動原理
2019年07月16日 23時03分

注目動画

一覧へ

アクセスランキング

  • 総合

  • お笑い

  • アイドル

注目画像
  • ゆうみ 最新DVD『ふわっとゆうみ』発売記念 7月16日
  • 平塚奈菜 9枚目DVD『32(サーティーツー)』発売記念 7月16日
  • 柳瀬早紀 12枚目DVD『溢れる想い』発売記念 7月16日
  • 阿部桃子 ファーストDVD『switch on』発売記念 7月9日
  • 手塚せいあ 3枚目DVD『手塚せいあはリアル彼女』 発売記念 7月9日
  • 本田みく デビューDVD『MIX Juice』発売記念 7月9日
  • 戸田れい 25枚目DVD『BEAU T RENTE』発売記念 7月8日
  • 本郷杏奈 2枚目DVD『はにかみカノジョ』発売記念 7月2日

一覧へ

▲ページトップへ戻る