「乃羅氏は現在42歳。2年前に他界した母親から『桑名正博の息子』と言われて育ったそうです。そして2012年、“父親”である桑名さんが死去。5回忌が過ぎた去年、桑名さんの幼馴染という男性から、『もう名前出してええんちゃう?』と言われて公表を決意。また、自分の父親のことを知りたいと、北は北海道から南は沖縄まで全国を旅し始めたそうです」(芸能ライター)
ところが、この乃羅と名乗る男性、各地で金銭トラブルを起こしていたという。旅費を工面してほしいと金の無心をしたり、『セクシャルバイオレットNo.1』を4回歌って町長が自宅に泊めるなど、人の好意を良いことにやりたい放題だったというのだ。だがこの日、彼は番組でそうしたトラブルは一切ないと全面否定。また、桑名さんの息子と名乗り始めたことについては、決して売名行為ではなく、今後メディアに出ることも考えていないと語っていた。
ところが、長らく音信不通が続いていた状態から一転、番組関係者に突然連絡してきたり、フジテレビにフードをかぶったまま現れるなど、礼儀が感じられない部分も目立ち、SNS上では「嘘くさい」「厚かましいにも程がある」など、彼を疑問視する声もある。だが一方で、「名乗れなかった人生に同情する」「不幸な生い立ちだったんだな」と同情する意見もあるのも事実だ。
しかし、それにもまして、まだDNA鑑定をしておらず、疑惑の目が向けられている人物をテレビの前に出す『グッディ!』に対しても、本人がそれが了承したとはいえ、批判の声も少なくない。「桑名さんの息子と名乗る人を何の確認を取らずにテレビによく出演させるね」「このネタをいかに広げて長引かせるかしか考えてねーな」など、視聴率稼ぎとも取られかねない姿勢にあきれる者もいる。
そんな中、乃羅氏は27日の生出演のあと、早速、長男の美勇士と対談。28日の放送内でその模様が放送されるという。またその際、DNA鑑定にも応じると答えたことも明らかになっている。平成最後の年末に突然起きたこの騒動、果たしてどんな結末を迎えるのであろうか。