各スポーツ紙によると、北島は21日、都内で行われた2月に心不全のため51歳で亡くなった、次男で作曲家の大野誠さんの「お別れの会」を主催。
会のあいさつで北島は、「2人の息子の1人が欠けてしまい、その寂しさを時の流れが消してくれると思っていたが、時がたつに従って思い出がよみがえってきてしまう」と心境を吐露していた。
同誌によると、今月11日は誠さんの死去から四十九日を過ぎており、馬主として千葉・船橋競馬場で行われた2歳馬のセリに来場。
北島は静かに座っていたため、本人だと気付かれなかったというが、競り落とした時に電光掲示板に表示されたのは北島の法人馬主名。
気になる北島が競り落とした馬だが、キタサンをほうふつとさせる精悍な顔つきをした黒い毛並みの牡馬。
北島は「アイドル的なスターの要素を持っている」と直感。4200万円で落札したというのだ。
「今年3月には一部で“黒い交際”を報じられ、馬主資格剝奪の危機とも言われていた北島だが、結局、何のおとがめもなかった。北島の馬がデビューすればキタサンに負けない人気馬になることは確実。それだけに、北島は競馬界にとって欠かせない存在になってしまった」(専門誌記者)
キタサンはラストレースとなった昨年12月の有馬記念で有終の美を飾り、北島は代表曲「まつり」を熱唱。
キタサンの“後継者”がデビューして勝ち続ければ、「まつり」を何度も歌うことになりそうだ。