その昔、アマチュアボクサーだったリーアム、映画の為にリスクを犯すというストレスを感じるのは嫌いだが、ファイトシーンは自分でやるようにしているという。
「スタントは自分でしない。でも自分にとって、スタントではないファイティングシーンはやるよ。親愛なる友人で、スタンドインのマーク・ヴァンスロウが、危険なことを全部請け負ってくれているからね。今では、もう12年ぐらいやってもらっているんじゃないの」
新作スリラー映画『身元不明/Unknown』では水中シーンがあったリーアム、そんな普通より大変なシーンをマークに頼ったことを認めた。
「僕にとってはものすごい恐怖で、慣れる為にマークと一緒にタンクで練習したんだ。実際にはスイミングプールなんだけど。僕は泳ぎがそんなに得意じゃないから。実は、泳げるようになったのは20歳の時なんだ」「マークがマスクを被って、まさにそこにいてくれたから結構な自信があったんだけど、無意識にガラスを叩いたんだ。僕には水が迫ってくるように感じていて、みんながそこにいてくれるとはわかっていたのに、実際にそうなったらパニックに陥ってしまったよ」「まあ、そんなわけで、マークは僕にどうやって乗り越えるのか方法を教えてくれたよ。要するに深呼吸して、自分のカラダをシートに沈めるっていうことなんだけど、おかげでかなり楽になったね」
『身元不明/Unknown』はアメリカ・ヨーロッパでは公開中、日本での公開は5月7日から。