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補導者続出が拍車をかける「闇JKリフレ」の“個人営業”

 4月1日、警視庁は“JK(女子高生)リフレ”で働く18歳未満の少女を補導対象にすることを通達。それまで労働基準法違反として店側の責任のみが問われてきたが、“被害者”扱いされてきた少女も共犯者と見なされることになった。これを受け、4日には東京・秋葉原の個室マッサージ店で働いていた15〜17歳の少女11人が補導されている。

 そもそもJKリフレは、今年1月にも都内の17店舗が摘発を受け、76人もの女子高生が保護されたグレーな業態。頻繁に通っていたS氏(30代・自営業)が、その実態を説明する。
 「料金は30分4000円が相場。店に入ると、カーテンで仕切られた狭い一室に案内され、女の子と2人きりで肩揉みや耳掻きのサービスを受けます。さらに追加で2000円ほどを払うと、ハグや膝枕もしてもらえる。中にはもっとエロいサービスをする子もいて、店に内緒で裏オプ(裏オプション)を持ちかけられました。2000円でパンツ見せ、5000円で乳揉み、1万でパンツ越しの手マンといった具合です」

 今回の取り締まり強化は、かつて「出会いカフェ」が援交の温床と化したために摘発を受けたケースと同様、女子高生の“売り”を防ぐためのものだが、これにより彼女たちが“闇サービスに流れる”という見方もあるのだ。

 秋葉原の某店で働く奈美ちゃん(17歳・仮名)に話を聞いた。
 「私は前に『女子高生見学クラブ』もやっていて、それも摘発されちゃって。やっとリフレに落ち着いたんだけど、補導されてあれこれ聞かれるのは嫌だから、店は辞める。しばらくは今まで連絡先を交換した人と援交でもやって、食いつなごうかなって考えているんだけど」

 これは彼女に限っての行動ではないようだ。
 「それまで“裏オプ”で1日4〜5万円を手に入れていた彼女たちが稼ぎ場を失い、こぞって個人営業に励むということ。それを狙う大人たちが増えるのも目に見えています」(風俗記者)

 イタチごっこは続きそうだ。

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