主人公・真野(錦戸亮)が追いかけ続けた『武蔵野一家殺人事件』の真相がいよいよ明らかになった最終回。ストーリーの中で、これまで真野に情報を提供していた高校教師・早川(萩原聖人)が犯人側の人間であり、真野の姉・仁美(夏子)の子どもの父親であることも判明。また、警視庁刑事部長の壇(千原ジュニア)と繋がりがあることも分かったものの、早川は失踪してしまう――という展開だった。
これまで一話完結型で、感動を呼ぶストーリーも多かった本作だが、最終回放送後、視聴者からは「なにこのラスト、胸糞悪い…」「月9でやることじゃない。陰湿すぎる」「泣ける回も多かったのに最後は不快感しかないわ」という声が殺到。大ブーイングとなってしまった。
「作中、壇の口から事の真相が語られましたが、発端となったのは、高校時代偶然、真野の兄の義一(倉悠貴)を見かけた壇が『あの笑顔を踏みにじってやりたい』という想いから、同級生に義一をいじめるよう命じたこと。義一は不登校になりましたが、今度は仁美が壇に、不倫相手に子どもができた途端に自分を捨てた早川をいじめるよう依頼。壇は『なんで俺に頼むの? お前の兄ちゃんが不登校になったの俺のせいだよ』と仁美に言うも、仁美は『お兄ちゃんのことはどうでもいい』と回答。そこで壇は早川へのいじめを開始し、早川の精神がギリギリになったところで、早川に仁美の殺害を教唆し、『武蔵野一家殺人事件』を起こさせ、義一に罪を着せたとのことでした」(芸能ライター)
ネットからは早い段階で“早川黒幕説”が出ていたものの、この救いようのない結末に、これまで注目し続けていた視聴者も戸惑ってしまった模様。続編を匂わさせるラストともなっていたが、放送から一夜経ったいまも視聴者からは「観なきゃよかった…」「胸糞ドラマに耐性がない人だとトラウマレベル」「月9でこんなに不快な気分になるドラマもなかなかない」という声が多数寄せられている。