◎マイネルラクリマ
現役の福島巧者として一二を争うダイワファルコンとマイネルラクリマがともに58キロでトップハンデ。ダイワは福島記念連覇、一方のマイネルも昨年の七夕賞V、レコード決着の福島記念2着、さらには不良馬場の福島民報杯も勝つなど晴雨を問わない巧者ぶり。甲乙つけがたいが、近走の充実度でマイネル◎。
疲労が心配された香港帰りのエプソムCで頭差2着するなど、力量に加えて身心両面のタフさが増し、競走馬として今が最盛期といった印象。すでに58キロを克服しており、他馬とのハンデ差はあるもののこの馬自身は苦にしない。まともな流れの競馬なら連覇も十分にありそうだ。
マイネルより1キロ軽いラブリーデイが強敵か。昨夏の小倉記念では軽ハンデだったとはいえ、マイネル、ダコールに先着しており、力をつけた今なら突き抜ける可能性も。
他では、軽ハンデ馬に面白いのが数頭。コスモバルバラ、ヴィクトリースター、アドマイヤブルー、マデイラなど。
【馬連】流し(7)軸→(3)(5)(8)(10)(13)(14)
【3連単】フォーメーション(7)(10)→(7)(10)→(3)(5)(8)(13)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。