search
とじる
トップ > 社会 > 映りが悪い友だちの写真をSNSにアップするのは違法?

映りが悪い友だちの写真をSNSにアップするのは違法?

 2月4日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、、友だちにSNSにアップする許可を得たうえで、その友だちの映りの悪い写真をアップするのは違法になるのか弁護士軍団がジャッジした。

 まず、北村弁護士は“違法ではない”と回答。
「肖像権は誰にでもありまして、それは、承諾なく正当な理由がなく、自分の写真などの肖像を公表されない権利です。本件の場合は、自分の写真を撮ったものを、公表することを承諾していますから、当然違法ではありません」と承諾してしまっている以上、違法性はないと語る。

 菊地弁護士も“違法ではない”と答えており「OKした以上、何枚か撮った中でどの写真を選ぶかっていうのは、相手に任せたと考えるしかないんですよ」とどの写真をアップするかは友だちの自由であると主張。

 ただ1人“違法である”と回答する本村弁護士は「今回は、そもそも承諾を取ったとは言えないんですよ。変な写真を使わないというのが前提になっているんです」と反論。

 しかし、北村弁護士に「『そういう写真のほうがおもしろいね』『SNSに載せても良いよね』っていう風に考える人もいますから」とネタ目的で投稿する人もいるので、違法行為として扱うことは難しいと口にした。

 また、番組では最近“フォトハラ”という言葉が話題になっていると特集。
フォトハラとは、「フォト(写真)ハラスメント」の略語で、主に人の写真を勝手に撮影し、SNSに無断で掲載する行為のこと。肖像権やプライバシー権を侵害する違法行為になるらしい。

 写真を撮られることに不快感を覚える人は多くいる。
だが、あらゆる行為が簡単に“ハラスメント”として考えられてしまう現代社会は、非常に生きづらくなってきているように思える。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ