デビュー2戦目を7馬身差圧勝。1400メートル1分28秒台の時計も評価できるが、特筆すべきは新馬戦からプラス32キロと大幅に馬体が増えたことだ。「遅生まれで体の小さい馬だったが、随分成長した。見違えたね」と、林正人師は目を細める。
最終追い切りは27日、船橋競馬場で行われ、5F65秒2を計時。「調教駆けしないこの馬のとしては、時計、動きともに今までで一番良かった」と着実に上昇カーブを描いている。
昨年はノースダンデーで2着だった林師。「初コース、ナイターがどうかというのはあるが、素質から結構期待しているんだ」。先輩の雪辱は後輩が果たしてくれるはずだ。