ここまで絶好調だと心配なのが周囲の「やっかみ」。だが、「その心配はないでしょう」と話すのは芸能事務所関係者。「現場ではムードメーカーとして周囲からの評判はいいです。それに父の哲家氏は舞台監督で、現在も日本舞台監督協会の理事や東京芸術大学の非常勤講師などをつとめる演劇界の重鎮です。敵にまわしたくない人物です」。小栗旬を語る上でこの哲家氏がキーポイントになるという。
小栗の芸能生活は「子役のエキストラ」からスタートする。1998年には『GTO』で吉川のぼる役としてレギュラー出演。当時は教師役の反町隆史がビルの屋上から小栗を吊るすシーンが話題になった。しかし、その後、学業に専念するため活動を一時休止。「この時は同世代の活躍をただ見ているだけの立場となり生活も荒れたようですが、そんな中、父の哲家氏が精神的な支えとなったようです」(芸能ライター)。芸能界に復帰するとテレビドラマや映画、舞台など幅広い分野で俳優業を再開。「父は“ライバル”と発言したこともありました。あらゆる面で、この父のサポートがなければ今の小栗旬はなかったでしょう」(芸能ライター)。
現在の活躍を一番喜んでいるのは間違いなく父・哲家氏だろう。今年は「結婚」で、さらに父を喜ばすかもしれない。