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七夕賞(GIII 福島芝2000m 13日) 藤川京子 ナリタプレリュードで一獲千金よ!

 福島のフィナーレを飾るのは恒例の「第44回七夕賞」(GIII 芝2000m 13日)。荒れるハンデ重賞として定評があり、ひと筋縄ではいかないが、女馬券師・藤川京子は人気薄のナリタプレリュードに敢然と◎を打った。果たして、その根拠とは。

 ナリタプレリュードが得意の福島でロングシュートを放ちます。
 前走の福島記念で久々に芝に挑戦。1番枠を生かして道中は中団の内々を追走して、4角までロスなく運ぶことができました。直線は長くいい脚を使って、0秒3差の2着を確保。ただでさえ、走りづらい“秋福”特有の荒れ馬場を上手にこなせたことが好走の要因でした。
 今回も同様、福島の最終週で、得意としている荒れ馬場で走れるのは、この馬にとって何よりもプラス材料。ハンデが当時と同じ53kgというのもいいですね。
 過去5勝のうち、4勝がダート。確かに馬力型のイメージは強いのですが、芝でも脚をためれば堅実に伸びてきます。むしろオープンまでくると、ダートではそう簡単に直線一気は決まりません。今は時計のかかる芝が一番の稼ぎ場所といえるかもしれません。
 休養明けになりますが、鉄砲にも実績があり、いきなりでも走れるタイプです。肝心の仕上がりも、6月中旬から栗東で本格的に乗り始め、1カ月間みっちりケイコを積んできました。500kg近い大型馬ですが、体はすっきりと締まっています。
 何といっても暑いこの時季は走るんですよ、この馬。夏のローカル参戦は2年ぶりになりますが、一昨年の北海道シリーズでは<2110>の好成績を収めているんです。それに、芝2000mもこれまで4戦して(3)(4)(1)(2)着なら、バッチリでしょ!
 人気の方はあまりなさそうですが、もともと荒れることで定評のあるハンデ重賞ですからね。ここはかなり面白い存在なんじゃないかと思ってます。

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