search
とじる
トップ > 芸能ニュース > “後出し”で脱原発のジャンヌ・ダルクになれなかった鈴木杏

“後出し”で脱原発のジャンヌ・ダルクになれなかった鈴木杏

 女優の鈴木杏が5日深夜、自身のツイッターで突如として脱原発の姿勢を表明し話題になった。

 「鈴木はツイッターに『生まれた時には原発があってそれにあやかって生きてきました。廃棄処分のCMもやったことがありました。今、生まれて初めて後悔というものをしています。私は知らなすぎました。だから、だからこそ、馬鹿ながらに脱原発、声をあげます』と書き込んだ。その後も、『東電の社員さんもいると思いますが現地で放射能浴びて作業してるのは東電の子会社の方たちなんです』などときわどい書き込みを連発したが、事務所は『問題なし』と判断したのか、現在まで書き込みは削除されていない」(芸能記者)

 「廃棄処分のCMもやったことがありました」と書き込んでいる通り、鈴木は使用済み核燃料の処分などを行う事業体である「原子力発電環境整備機構(NUMO)」のCMに出演したこともあった。それだけに、その部分は問題視されたのか、6日深夜に「昨晩の原発問題に関する連投ツイートは、冷静さに欠けるところがあり、感情的になってしまいました」、「以前お世話になった方々に対して、安易に『後悔』などという言葉を使ってしまったこと、深く反省しています」と書き込み反省を伺わせた。

 「鈴木ほどの知名度がある女性芸能人が脱原発をハッキリ表明するのはかなりリスクが高いだけに、もっと話題になってもいいようなもの。ところが、脱原発を表明したのが“後出し”になってしまったため、ジャンヌ・ダルクにはなれなかった」(週刊誌記者)

 そんな鈴木に先駆けて、脱原発のジャンヌ・ダルクと賞賛されているのが14歳のグラドル藤波心。藤波は震災直後の3月23日の更新したブログで原発事故による放射能汚染について「影響があることくらいバカな厨房2年の私でも分かるのに!!」などと大人びた持論を展開した。

 「批判が巻き起こるどころか、ソフトバンクの孫正義社長が『官房長官やら東大出の御用学者なんかより、14歳のアイドルのほうが的確な意見を述べている』と絶賛したことから一躍、脱原発もしくは反原発のジャンヌ・ダルクとよばれるようになり、『ただの売名行為』ではと疑っていた大人たちも彼女の意見に耳を傾け始め、メディアへ取り上げられることが多くなった」(同)

 とはいえ、鈴木が発言すればそれなりの影響力があるだけに、今後も脱原発の旗手としてアクションを起こしてほしいものだ。

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ