福地が主演するのは来年下半期公開予定の長編映画『あまのがわ』。教育に厳しい母親との葛藤からやりたいことを見失うも、祖母の入院をきっかけに訪れた屋久島で新しい自分を発見していく太鼓奏者の女子高生・琴浦史織(ことうら・しおり、17)役を演じる。
オファーを受け、「びっくりしすぎて不思議な気持ちになりました」という福地。「新たな挑戦ということで嬉しい気持ちや楽しみな事も沢山ありますが、初めての事だらけで正直今は不安な気持ちでいっぱいです。初めてだからこそ新しい発見は必ずあると思うので、この作品を通して成長できるように頑張りたいです」と意気込み。
太鼓を演奏するという役どころだが、「幼稚園と中学校の時に授業で少し習ったことはありますが、上手に出来た思い出がないので少し心配。まずは太鼓の稽古を一生懸命に頑張りたい」と太鼓の練習にも力を入れていくとのこと。
女子高生の心情を演じることに関しても、「女子高生の時のことを思い出すところから始めています。『最近まで高校生だったのになぁ〜』と思うのですが、高校生の時の感受性はとても繊細で複雑で、ころころ変わる、どれもその時にしか感じられなかったものだなと今になって感じています。作品の中で共感できる部分を大事にして、丁寧に演じたい」とコメントを寄せていた。
撮影は今年11月から屋久島、種子島、鹿児島市内、東京都内をロケ地にスタートする。バラエティで共演もしている父の哀川が娘の奮闘に今後どんな反応を見せるかも気になるところだ。
(文:名鹿祥史)