search
とじる
トップ > 芸能ニュース > IMALUの「400枚」は、しょうがない? メジャーとインディーズの違いから

IMALUの「400枚」は、しょうがない? メジャーとインディーズの違いから

 音楽のメジャーとインディーズの違いをご存知だろうか?

 メジャーというのは、NRCとJARED、という2社の流通会社を通じて流通させるCD、のこと。いっぽう、それ以外は全部インディーズ、である。両者の違いはその流通の問題だけ、かくも明解なのだ。あとは、晴れてメジャーになれば、楽曲の複製頒布を管理してもらう代わりに、大々的に宣伝をしてもらえる。そうするとたくさん売れる、というわけだ。

 ところで、明石家さんまの娘・IMALUの2ndシングル「そんな名前欲しくないよ」が、初動423枚しか売れなかった、と話題になった。これってインディーズなの? と思った方も多いかもしれない。
 実際には、IMALUが所属するユニバーサルシグマは、大手レコード会社・ユニバーサルミュージックの傘下のレーベルで、れっきとしたメジャーレーベルである。ちょっと細かいことを言うと、ユニバーサルは、インディーズ流通も手がけていて、そこからメジャーに引き上げる、というメジャーの新ビジネスモデルでも草分け的存在の会社。
 それでも、ユニバーサルシグマは、エレファントカシマシの新曲もリリースするなど、れっきとしたメジャーレーベルなのだ。

 かつてメジャーのCDは、10万枚単位でプレスするのが常識だった。しかし1998年を境にCDのプレス量は減少の一途。
 とはいっても、IMALUのCDも当然インディーズのように1000枚しかプレスしないとかいうことはない訳であり、発売枚数は業界では非公表なので特に深くは突っ込まないが、かなり商売的に打撃があってもおかしくない。

 テレビでみると、IMALUの曲や歌唱は、意外やなかなかのもの。それでもこの不況下、受難は続くのかもしれない。(了)

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ