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商売の神様は“お礼”を求める〜伏見稲荷大社(京都市伏見区)

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提供:週刊実話

 日本各地に、約3万社以上あるといわれている稲荷神社。その総本宮が、朱色の千本鳥居と白い狐で有名な伏見稲荷大社だ。主祭神は、宇迦之御魂大神(う かのみたまのおおかみ)。配神として佐田彦大神(さたひこのおおかみ)と大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)。711(和銅4)年に創建されて以来、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などの神として崇められてきた。

 広大な境内を誇り、稲荷大神が鎮座する稲荷山全体がパワーの源だ。鳥居の数は、稲荷山を含めて1万基超。しかも、鳥居はすべて信仰者からの奉納で、願いがかなったお礼だというのだから、超メジャー級のパワーを持っていることがわかる。霊感と無縁な人でも、伏見稲荷大社へ行くと「ただ事ではないオーラを感じた」という声が多いのだ。

 だが、パワーが強いぶんマイナスの効果も大きいという。お稲荷様は、商売の神様らしく、きっちりと利益を求められるのだ。万が一、報告やお礼を怠ったら、それ相応の厄が巡ってくるだろう。

 なお、お礼の方法として、知っておくべき「適正価格」を紹介しておく。商売の場合は、利益の1割をお支払いすると良いとされている。1割=体の一部という意味を持つからだ。お稲荷様は、自らの体の一部と引き換えに、参拝者に利益や成功を与えてくださったからだ。そのため、この世で清算できなければあの世、あの世でもできなければ来世にまでわたって払うことになるという。1万基地もの鳥居が奉納されている背景には、こういった話が隠されているのだ。

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