昨年の2歳王者、アルフレードが頂点を極める。
1600メートルは朝日杯FSを含め3戦3勝と実績、適性とも群を抜いている。トライアル・スプリングS(12着)は道悪馬場で能力半減。完全に良馬場が見込めなかった皐月賞は潔くパス。NHKマイルに全力投球してきた。目標レースだけに、もちろん仕上がりはパーフェクトに近い。左回りは新潟(きんせんか賞)で経験済みで全く心配無用。このときは、上がり32秒5(メンバー最速)と鳥肌の立つような鬼脚を発揮している。
日本一広い東京が舞台だけに、8枠17番も能力に影響することはないだろう。差し切りが決まる。
相手は、新潟2歳チャンピオンのモンストール。ノドなり手術明けを2戦して完全復調を遂げた。好勝負に持込みそう。穴は、マウントシャスタ。(1)(1)(2)着とまだ底を見せていないのは魅力。1600メートルは初めてだが適性は高い。アッと言わせるシーンがあっていい。
◎17アルフレード
○4モンストール
▲8マウントシャスタ
△5カレンブラックヒル、14ジャスタウェイ
☆東京10R「ブリリアントS」(ダ2100メートル)
昨年のジャパンダートダービーの覇者、グレープブランデーが貫録勝ちを決める。
ここはJDダービー以来、約10ケ月間のブランクを抱えているが能力で克服する。ダートに限れば、GI勝ちを含め<4300>と安定感は抜群で信頼度は高い。
休み明けを2連勝中の上昇馬スマートタイタンが相手。穴は、逃げ鋭いオースミイレブン。
◎12グレープブランデー
○6スマートタイタン
▲11オースミイレブン
△9トーセンアレス、15キクノアポロ
☆新潟11R「新潟大賞典」(芝2000メートル)
昨年の皐月賞3着以降、(3)(3)(2)(3)着と歯がゆいレースを繰り返しているダノンバラードが今度こそ決める。勝てなかった原因は脚部不安を抱えていたから。その不安が解消した以上、もう言い訳は出来ない。力を出し切ればチャンスは十分だ。
相手は、昨年の菊花賞3着馬トーセンラーと、中日新聞杯を圧勝(0秒3差)し勢いに乗るスマートギア。
◎9ダノンバラード
○7トーセンラー
▲12スマートギア
△1ヒットザターゲット、13ナリタクリスタル
☆京都11R「鞍馬ステークス」(芝1200メートル)
得意の京都コース(2勝)に満を持して出走してきた、ルナキッズが狙い目。逃げ、先行馬がやり合う展開もおあつらえ向きで、差し脚を爆発させる。休み明け2戦目で走り頃のショウナンカザンと、上がり馬のテイクアベットが相手。
◎11ルナキッズ
○10ショウナンカザン
▲6テイクアベット
△8ヘニーハウンド、9アンシェルブルー
☆京都10R「白川特別」(芝2400メートル)
昇級戦の前走で小差2着と、早くもメドを立てたエアサポートメサ。地力強化の跡は歴然でチャンスは大きい。遅れてきた素質馬、ミッキーマスカットが相手。長休明け3戦目((5)(3)着)で好勝負必至。昨年のセントライト記念(5)着馬で、休み明け2戦目のトウシンイーグルも要注意。
◎9エアサポートメサ
○12ミッキーマスカット
▲11トウシンイーグル
△5クリサンセマム、6タマモグランプリ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。