昨年のこのレースは15着と惨敗しましたがその後休養を挟み、昨秋の復帰戦であったみやこSで4着と好走すると、続いて2、1、3、2着とここまで掲示板を外さない堅実さ。3走前の東海Sで重賞初制覇を飾り、GIのフェブラリーSで0秒2差3着。いつもの先行策から打って変わり、追い込む競馬でも脚を使って成長力を示しました。
前走のアンタレスSは、強敵アウォーディーの強襲に合い0秒1差2着と敗れましたが、2番手追走から直線で先頭に立ち、最後まで粘り腰を発揮。差し返す根性まで見せましたからね。初めて背負う58キロが懸念されましたけどこなせていたし、もうこの馬も本物です。斤量はクリアしてくれるでしょう。
前走は少し間隔が空いていましたので1度使われた今回は、更なる上積みを見込めそう。レース後の疲れも前のようにガタガタにならなくなったようで、馬体重も安定してきて体質強化は歴然。ライバルのアウォーディーが回避で、今年は主役を張れそうです。
フェブラリーSでは、レコード決着から0秒2差の1分34秒2という走破タイムで速い時計にも対応。京都では同舞台でアルデバランSを勝っており、みやこSは不良馬場ですが、1800メートルを1分48秒3で好走。条件に不足はありませんから、ここは捩じ伏せてほしいところです。
(14)◎アスカノロマン
(6)○クリソライト
(4)▲ロワジャルダン
(11)△クリノスターオー
(12)△アムールブリエ
(2)△ドコフクカゼ
(8)△トラキチシャチョウ
ワイドボックス (14)(6)(4)(11)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。