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藤田晋社長の過去の経験が生きている ネット風評対策ビジネスの“存在理由”

 自分が知らないところで、自分に関する醜聞をネットで書かれ困った思いをした経験はないだろうか。
 こうした場合、IT企業に削除やクレームを懇願することが精一杯だった。結局は泣き寝入りというケースが少なくない。

 そんな折、あの藤田晋社長率いるサイバー・エージェント(以下サイバー)がネット風評対策ビジネスを始めた。その名も『インターネット・ガーディアン』。
 他社の、このテのビジネスと違うのは、サイバーが千代田区のある法律事務所と組んだことだ。サイバー側はブログや交流サイト(SNS)への書き込みなどで被害相談を受け違法性がある場合、削除依頼や損害賠償請求、刑事告訴といった対策を取る。
 気になる料金は、サービス内容や期間に応じて違うが数万から数百万円。ただ、一歩間違えば個人も会社もぶっ飛ぶのがいまのネット時代。この値段は安いと言うしかなかろう。

 サイバーが売ろうとしている対象の中心軸にいるのは芸能プロ。早めに醜聞の芽を摘むことによって、タレントはCMなどの降板を避けることができる。藤田社長自らタレント、芸能プロが生き残ることが可能ということを力説し、トップセールスに励んでいるという。1本数万円の個別相談で客をつかみ、定額契約に持ち込むという。
 「藤田社長は、奥菜恵と離婚し元秘書と再婚したが、その際、結婚できると思っていた愛人たちが彼の言動などをばらそうとしたことがある。藤田社長にはそんな辛い過去があるので、役に立ちたいという思いが強いのでしょう」(ベテラン芸能記者)

 サイバーのお手並み拝見である。(編集長・黒川誠一)

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