児童福祉法違反と風営法違反(年少者雇用)の容疑で警視庁少年育成課に逮捕されたのは、東京・台東区に住む水上裕一朗容疑者(33)。今年4月、高校3年生で17歳の少女を千代田区のレンタルームに派遣し、埼玉県在住の地方公務員男性に対して性的なサービスをさせた疑いが持たれている。
水上容疑者が経営していた『ゆるめろでぃ』は店舗を持たず、上野・御徒町エリアのレンタルルームやホテルに女性を派遣する業態で、実質的にはデリヘルだった。
「登録女性は約30人。〈リフレのことをよくわかってない18才の女の子がノリで始めちゃったお店〉とSNSなどで宣伝し、電話やLINEで客から予約を受け付け、少女たちを派遣していた」(捜査関係者)
料金は30分4000円から120分1万5000円まで5段階。この他に指名料なども取っていた。
「通常料金はすべて店に入り、女性たちは客と直接交渉。“裏オプション”として性的サービスの代金を全額受け取る仕組になっていた。本番でだいたい2〜3万円。店と女性に入る金を分離していたことで、摘発を免れると考えていたようだ」(同)
水上容疑者は福岡県出身で、県内屈指の進学校・県立明善高校(偏差値70台)を卒業後、慶應に合格。在学中から地域興しに熱心で、イベントと論文で権威ある賞も受賞。その経歴を活かし、有田焼に関するプロジェクトを立ち上げて寿司屋を販路に新商品の開発に携わるなど、地域コーディネーターとして活躍していたというが、6〜7年で見切りをつけ、同大大学院政策・メディア研究科に進学していた。
冒頭でも触れたように、逮捕者続出の慶應義塾大学。その容疑も、痴漢やわいせつ行為、レイプに昏酔強盗、薬物など、破廉恥な犯罪のオンパレードだ。
「ここまでくると、今後の卒業生の就職活動にも影響が出るレベル。大学側は重く受け止めるべきですよ」(全国紙記者)
福沢諭吉が泣いてるぞ。