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無人偵察機飛ばす北朝鮮の目的

 北朝鮮からチン入している無人偵察機が次々に発見され、韓国が大慌てしている。青瓦台という大統領官邸の上空にまでやすやすと侵入されたばかりか、探知すらできなかったことが明るみに出たからだ。
 さらに韓国にとって厄介なのは朝鮮半島有事の際、予算削減により米国が介入しない可能性が出てきたこと。日本もそれに同調する姿勢をチラつかせており、防空体制に大きな不安が出ているのだ。

 そんな折、北朝鮮が国連安保理で「新しい形態の核実験」の実施を示唆したことが、さらなる韓国の焦りを呼んでいる。
 「この発言を素直に解釈すれば、北朝鮮がこれまで実験してきたプルトニウム型からウラン型への転換を図ることを示唆したことになる。日米を標的とする場合、核弾頭の小型化が可能なプルトニウム型を推進するしかないが、北朝鮮の技術水準ではかなり難しい。ウラン型の開発を示唆したのは、日米より北朝鮮に近い国を標的にすることを意味している。つまり中韓です」(軍事アナリスト)

 北朝鮮の後ろ盾と国際社会も認める中国と北朝鮮の関係は極度の緊張感に包まれている。昨年12月にパイプ役であった張成沢を処刑し、続いて北朝鮮内の親中派を次々に粛清、先月には中国民間航空機のルート近くで事前通告なしに射撃演習を実施した。
 「現在すでに40発以上の核爆弾製造可能なウランを蓄積していると見積もられており、その弾頭重量は約1トンですから、重すぎて東京には届かないが、北京は完全に射程圏内、ソウルは言うに及びません」(同)

 ソウルに核となると自国も被害を受けるが、自爆をチラつかせながら「経済支援をしろ」という恫喝にはこれ以上のものはない。どうする韓中!

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