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“最低視聴率ドラマ”AKIRA主演の「HEAT」 全話平均ではワースト記録更新を回避

 皮肉なことに、視聴率がすこぶる低いため、注目を集める形になったAKIRA主演の連続ドラマ「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時〜)の最終回(第9話)が9月1日に放送され、視聴率は3.9%(数字は以下、すべて関東地区)だった。

 最終回は「ワールドカップバレーボール2015女子 日本×セルビア」の中継が1時間5分延長されたため、午後11時5分からと深い時間での放送となった。それがかえって、裏番組との兼ね合いで功を奏したのか? はたまた、前番組のバレーボール中継が16.4%の好視聴率をマークし、チャンネルを替えなかった視聴者が少なくなかったからか? 数字は低いながらも、第4話以降では最高の視聴率となった。

 全9話の平均視聴率は4.1%で、今世紀に民放のプライム帯(午後7時〜11時)で放送された連続ドラマ(テレビ東京を除く)のなかで、最低だった「夫のカノジョ」(川口春奈主演/TBS/13年10月期)の平均3.87%は上回り、ワースト記録(全話平均)更新は回避した。

 「HEAT」は初回2時間スペシャルでスタートしたが、のっけから6.6%とつまずき、第2話で3.9%と急降下。以降、第3話=4.2%、第4話=3.4%、第5話=3.4%と推移。第6話では2.8%を記録し、「夫のカノジョ」第5話の3.0%を下回り、今世紀に民放のプライム帯で放送された連続ドラマ(テレビ東京を除く)のなかで、ワースト視聴率を更新。その後も、第7話=3.1%、第8話=3.3%と低迷した。

 共演者は、ヒロインの栗山千明を始め、稲垣吾郎(SMAP)、佐藤隆太、田中圭、菜々緒、工藤阿須加らで、なかなかの豪華キャストだったが、それを生かすことはできず、視聴率にはつながらなかった。

 東京消防庁、総務省消防庁の全面協力のもと、放送開始前から映画化が決まっていた「HEAT」。フジテレビでは公表していないが、全10話予定が9話で打ち切られたとのウワサが、まことしやかにささやかれている。ドラマは打ち切るほどの不振だったのに、映画化の企画は強行せざるを得ないとなると、なんとも矛盾で、フジにとっては頭の痛い話だ。

(坂本太郎)

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