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座布団、あげていいとも! 「笑点」の次期司会者にタモリ内定!?(2)

 そんな中、日テレサイドが最もこだわり続けているのがタモリ(69)だ。昨年3月末に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了した段階からスタッフが熱烈アプローチを掛けていたのだ。ところが−−。
 「タモリ擁立話がメディアで報じられるようになった時点で、現司会の歌丸師匠が番組幹部に大反対したんです。しかも、笑点メンバー全員が“降りる”といった話にまで発展した」(テレビ制作関係者)

 結局、当時はタモリ擁立を断念せざるを得なかったが、水面下ではいまも極秘裏に交渉を続けていたのだ。日テレが、タモリ擁立にそこまでこだわる理由のすべては視聴率だという。
 「実は、『笑点』の視聴率が異様に低い回が最近出て来たんです。かつては20%超えなんて珍しくなかったのに、最近はなかなか大台に乗らない。そればかりか、10%前後の回も珍しくなくなった。『笑点』の最大のメリットはマンネリ感。でも、それは最大のデメリットで、もろ刃の剣なんです」(お笑い関係者)

 背景には、往年の『笑点』ファンの高齢化があまりにも進み、死亡して視聴者が減り続けているという問題がある。今後は、団塊の世代やバブルを経験した40代以上の視聴者も相手にしていかなければならない。
 「その点でタモリはどちらの世代にも受け入れられるスーパータレントなのです。知名度、実力、どれをとっても申し分ない。実際にNHKの『ブラタモリ』も高視聴率を連発しています」(同)

 冒頭の関係者らも、「タモリ擁立は日テレの悲願」とさえ言い切るのだ。ところが、こうした日テレの水面下の動きに対し、結束を固めているのが笑点メンバーだというのだから穏やかではない。
 「当初は、それぞれの派閥問題などでゴタゴタしていたが、日テレサイドの強い決意を知るに至って急きょ、一つにまとまったんです。彼らが望む司会者は、歌丸の前任者の名跡を継いだ六代目・三遊亭圓楽(前三遊亭楽太郎・65)ですよ。最高齢の林家木久扇(77)も、息子の林家木久蔵を笑点メンバーに昇格させることで渋々納得したようです」(消息筋)

 普段、テレビの画面から垣間見える和気あいあいとした雰囲気とは裏腹に、不仲説が絶えない笑点メンバー。彼らが短期間で結束した裏には、莫大な“笑点利権”が絡んでいるからだという。
 「落語家にとって『笑点』のメンバーになれば、一生安泰なんです。高座や地方公演の席はすべて埋まるし、ギャラも跳ね上がる。演歌歌手がNHK紅白歌合戦出場にこだわるのと同じ理屈ですよ。また、各落語家が所属する団体の利害も微妙に絡んでくるんです。桂歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太が『落語芸術協会』、林家木久扇、林家たい平が『落語協会』、三遊亭圓楽、三遊亭好楽が『円楽一門』。笑点司会の座は、所属する団体にも莫大な利益をもたらすんです」(放送作家)

 実は、日テレサイドはタモリ擁立とともに、もう一つの“秘策”を実現しようとしているようだ。
 「笑点メンバーをいまの6人から1人増やし、7人にすること。当初は誰かを降板させ、大幅に入れ替えることも検討されたが、今回は見送りになった。新メンバーの有力候補は、『落語立川流』の立川志の輔です。日テレの専務で将来の社長候補といわれるK氏とは富山県の同郷で、プライベートでも仲がいい。最近、なれ合いになりつつあるメンバーを切磋琢磨させるためですよ」(番組関係者)

 現在、水面下では日テレと笑点メンバーが綱引きの真っ最中。50周年を迎える来年1月には、司会者を含めた全てのリニューアル案が発表されるという。
 “焦点”が当たるのはタモリか、それとも圓楽か−−。

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