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金正恩を困惑させる元NBA選手の北朝鮮「奥の院」暴露

 米国の『ワンダフルピスタチオ』(食品)という過激CMが話題になっている。登場するのは金正恩第一書記のソックリさんと、髪をピスタチオ色に染めた元NBAのスターである本物のデニス・ロッドマン。ニセ正恩が赤いボタンを押すと、ロッドマンはミサイル攻撃されたかのように黒煙に包まれ消えてしまうのだ。
 「パロディーですが笑ってばかりはいられません。ロッドマンは英大衆紙『サン』のインタビューに応じ、『世界のどんな金持ちも驚くほどの贅沢な生活をしている』と正恩の私生活を暴露した。彼に批判の意図はないのでしょうが、9月の訪問では個人所有している島の大きさに驚き、そこには豪華ヨット、水上バイク、乗馬など、やりたいことがいつでもできるようになっているとバラしてしまった。また英紙『ガーディアン』(電子版)では、正恩の娘と会い、名前は『ジュエ』だとも話している。北朝鮮では金ファミリーの生活ぶりは最高の国家機密。それを他言した場合、最高指導者を侮辱した人物とみられ、最悪の場合殺害される。実際1997年に、故・金正日総書記の元妻・成恵琳の実姉の息子、つまり甥の李韓永氏が、亡命先の韓国・ソウルで暗殺されました。理由は李氏が手記『金正日が愛した女たち』で、世界中に正日のふしだらな女性関係を暴露したからです」(北朝鮮ウオッチャー)

 正恩は憧れのスーパースターに会い、舞い上がってしまったのか。そんな脇の甘さを、軍や党の長老勢力は呆れているに違いない。
 「最高指導者としては未熟だと批判されても弁明できないと思いますよ。チャラい若夫婦の日頃の行動を苦々しく思ってきた保守派の人民軍幹部たちからは『これはアカン』とサジを投げられるかもしれません。権力闘争が表面化する恐れだってあります」(北朝鮮に詳しいジャーナリスト)

 ともかくロッドマンは、工作員が潜む米国のコリアタウンを絶対避けるべきだ。

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