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限界説が出る白鵬のはしゃぎぶり

 大相撲界は年内最後の行事の九州を廻る冬巡業が終わったところだが、先の九州場所で4場所ぶりに優勝をしたばかりの横綱白鵬(27)のはしゃぎぶりが目立つ。
 「冬巡業中は完全に大物モード。オレは10勝にも届かなかった日馬富士とは違うぜ、と言わんばかりに、双葉山の出身地の宇佐巡業(大分県)では、『100年後、双葉山関に最も近づいた男は白鵬だったと言われたい』とうそぶいてみたり、全国の生徒に双葉山関と白鵬を比べて読んでもらうのもいいのでは、と学校の教科書に取り上げられることを熱望したり、まさに言いたい放題。これには周りの親方たちも、優勝23回といっても、まだ史上5位じゃないかと、あきれていました」(担当記者)

 そういえば、巡業最後の熊本巡業では、「(冬巡業が)3カ所では物足りない。せめて1週間はないと」とクレームをつけ、自分が観光大使をつとめている北海道の滝川市や鹿児島県の霧島市など、全国5カ所に橋渡しする意向を示し、「ぜひ、やってもらおうじゃないか」と巡業部関係者は意気込んでいた。1000万円を超える費用がかかる巡業は、誰かがひと言、口をきいたぐらいで簡単にできるものではないのだ。

 冬巡業初日には、こんな白鵬の思い上がりぶりを象徴するような出来事も。なんと朝稽古をさぼって姿を見せなかったのだ。
 たまたまこの日は翌日の宇佐巡業までの移動時間を考慮し、早めに稽古が打ち切られたこともあるが、白鵬は、「付け人の時間ミスです」とまったく悪びれた様子もみせず、大山巡業部長代行(元幕内大飛)は苦り切った表情だった。

 復活優勝したとはいえ、今年の年間優勝回数は2回と横綱になって最も少なく、逆に年間負け数は14個と最も多い。このところ、囁やかれている限界説、衰退説はこれらの数字にも裏打ちされており、「白鵬の悪あがきが始まった」と見る関係者は多い。

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